「時効殺人犯」が「殺された方が悪い」 何とかできないのか?

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   事件のあらましを説明する小木逸平アナが「紹介するのもイヤですが・・・」

逃げ得は許せませんね

   スパモニはスクープとして<“時効殺人男”の仰天言い訳>をとりあげた。

   「ものすごくハラが立ちますね」スタジオには怒りの湯気も立っていた。

   人殺しをしてシラをきり通す。時効となってから自首。時効殺人鬼はまるでヒーロー気取りで手記を書いた。

   遺族に謝罪するどころか「(殺した人の)霊が自分に謝った」「罠にはめられたと思った」・・・満面のあきれ顔で赤江珠緒がいった。「逃げ得は許せませんね」

   1978年、東京・足立区。学校教師だった石川千佳子さん(当時29歳)が突然、消えた。

   殺害したのは同じ学校で警備員をしていた非道男。自宅床下に埋めた。この男、刑務官の職歴があり、時効など法律には詳しかった。

   男は現在70歳代。ゆうゆう自適の年金生活。スパモニの取材のマイクに「謝罪?おれの勝手だ」。しまいには大声を張りあげ、石を投げつけ、マイカーに乗って去った。

   「極悪非道ですね」と遺族の弟さん。姉の無念を晴らそうにも刑法では時効が成立している。ならば民法でと損害賠償を請求する民事訴訟を起こした。しかし、民法でも時効のカベがあった。損害賠償の請求権も消滅する・・・。

   「石川さんは2回被害に遭ってます。1回目は殺されて、今度は殺人者のほうが自分こそ被害者だといっている。死人に口なしですよ」(高村智庸リポーター)

   「最高裁がよく判決でつかうコトバだけど、この男は著しく社会正義に反している。こんな男にガチガチの法律を優先させて考えるのはおかしい」(大谷昭宏)

   反省、謝罪は一切しない。そればかりか手記で被害者に対してアンタが悪いといい放つ男。こんな悪いやつはテレビで裁く。スパモニは裁いた。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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