風見鶏?テリーは大連立大賛成 「法案が決まらないのは不健康」

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   「勝負に出ましたネ」(テリー伊藤)で始まった今朝の『スッキリ』は、民主党、小沢代表の『電撃辞意表明』。テリーの冒頭発言で妙な予感がしたが、案の定、"突風"に敏感に反応するテリーに、スタジオはスッキリとはいかず意見が分かれた。

勝負に出ましたね

   読売新聞によると、先の党首会談では一時、小沢代表が「副総理格」に就任し、連立政権の17閣僚の配分まで合意していたとか。

   ところがテリーが、40年ぶりというドイツの2大勢力、左派の社会民主党(SPD)と保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の大連立を引き合いに出し「法案が何も決まらないのは不健康だ」と、大連立大賛成をブチ上げた。

   2大勢力が拮抗しているドイツと、まだ2大政党すら定着していない日本と比較にならないのにテリーは「ドイツみたいにやった方がいいという声があります」。しかも、今回の大連立構想には、政・財・マスコミ界のボスがの背後で"暗躍"したとウワサされている。

   勘繰りたくなるのは、このマスコミ界のボス(読売新聞グループのドン、渡辺恒雄氏?)に気を使って、風向きを読むのが取柄のテリーが"風見鶏"役を発揮したのではないかということ。

   加藤は「どのみち、近いといわれる総選挙までじゃないですか」と、意味不明な発言に、勝谷が「今に時点では、政権交代は必要です」とキッパリ。

   年金問題、薬害を巡る厚労省の隠ぺい体質、防衛官僚トップの業者との癒着、政治とカネ...先の参院選で示された民意は、国会のこう着状態を見越したうえで望んだことではないのか。これからという時に大連立は早すぎ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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