明日11月3日封切りの「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で、東北から出てきた女の子役を務めた堀北真希がスタジオに登場した。売れない作家志望役をやった吉岡秀隆(37)が試写会で、「前作は13回見ましたが、超えてます」といった話題作だ。
明日11月3日封切りの「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で、東北から出てきた女の子役を務めた堀北真希がスタジオに登場した。売れない作家志望役をやった吉岡秀隆(37)が試写会で、「前作は13回見ましたが、超えてます」といった話題作だ。
2年前に大ヒットした前作は、昭和34年の東京が舞台。東京タワーがまだ建設中、日本橋に高速道路もない、羽田空港もできたばかり、という懐かしい東京の姿に、年輩者、若者を問わず心を打たれた。続編は前作の4カ月後という設定だから、出演者もみな同じ。ただ、子役だけが2年の間に身長が伸びて、監督も苦労したとか。
加藤浩次が「1作、2作と出て、どう違いましたか」ときいた。
堀北は「4カ月後という設定なので、そのままの流れでした」
加藤が「あの、だれだっけ?」と名前が出てこない。「吉岡さんですか」「あー、吉岡さん(に爆笑)彼が、『超えてます』といってましたよね」
「前作の自分がライバルのつもりで、それを超えるようにがんばりました」(堀北)
「『前作の自分がライバル』なんて、ものすごいこというなぁ」(加藤)
テリー伊藤が「34年でしょう。ボクは24年生まれだから、ちょうど10歳。あの子と同じなんだよね。日本橋なんか出てくると、お袋といい格好して行ったことを思い出して、前作より今回の方が泣けた」。みんな「エーッ」。「映画見て泣くなんてないんですよ、性格あんまりよくないんで」と珍しく照れた。
ここで三択クイズ。全問正解者には、当時の貴重品シュークリーム。
(Q1)34年当時の電気冷蔵庫の値段は?
3万円 6万円 12万円
(Q2)特急こだま号は東京-大阪間を何時間?
約7時間 約10時間 約12時間
(Q3)子役の須賀健太くんの身長は2年間で何センチ伸びた?
12cm 18cm 25cm
それぞれ、正解は6万円、7時間、18cmだ。
全問正解は、さかもと未明1人で、1260円なりのシュークリームをばくばく。
前作では、堀北が腐ったシュークリームを食べちゃうシーンがあった。「昔の人には大変な食べ物だったんだなぁと思いました」という。
テリーも「甘いものなんか食べにいくというと、前の日からドキドキしたりして。それこそ西銀座の不二家なんかにいきましたよ」
そう、みんな貧しくても元気で、なによりも希望に満ちていた。
この映画の前作「ALWAYS 三丁目の夕日」が今日11月2日21時からの「金曜ロードショー」で放映される。