「子供じゃあるまいし」「プライバシー無視だ」・・・防衛省の幹部クラスのボヤキ声が肉声で聞こえてきそうな産経新聞の記事である。朝ズバッ!が紹介した。
国の防衛をになう連中があわてふためいている。まず自分の身辺の防衛にあたることになるかだ。
守屋武昌前事務次官が土・日曜日に利害関係者とゴルフをしていた。利益供与の疑惑が渦巻く。そこで石破茂防衛相が再発防止策として発言した。「それぞれの任にある者の行動をきちんと把握することが必要だ」。
防衛省が幹部の夜間・休日の行動を把握する・・・具体案として、GPS(衛星利用測位システム)対応の携帯電話の導入も検討している。
「ぼくなんかはテレビで監視されているようなもの。防衛省も最初は冗談だと思っていたらしい」と笑顔のみのもんた。その表情を一瞬で切りかえて言った。
「有事の場合もあるし、必要です」率直だった。
有事となれば毎日24時間対応が必然だ。いつ、どこにいても瞬時に判断しなければ、不透明な高いゼニを払って集めた武器がハリボテになってしまう。
武器も防衛官僚の給料も根っこは税金だ。――有事のためにはプライバシーはなし。
「GPSは子供の居場所を確認するなどで普及しているし、アメリカでは性犯罪者に持たせています。そういうのと一緒にして欲しくはないという気持ちはわかるけど、守屋さんの問題がありますから、これは仕方ないこと」(高木美也子・日大教授))
「守屋とは同根です」(みの)
石破防衛相はさらに指示を出している。「ゴルフコンペは30人以上、飲食は割り勘で1万円以内は問題なし」
攻撃の標的になって、しかも子供扱いのお仕置き。そこまで決めるか・・・フツーの オトナだったらむかっとくる局面だ。
防衛省の幹部は、文句をいうなら自分たちが天皇とあがめた前次官へドーゾ。