スタジオにしょこたんこと中川翔子が登場した。爆笑問題と司会をつとめる今夜7時からの「モクスペ 芸能人はずかし映像100連発」のPRだ。ここで、面白いものが出てきた。
なんと、テリー伊藤がまだ学生時代の68年、日大闘争の騒乱の現場にいるところを捉えた映像があった。モノクロとカラーと2ショット。大勢の学生のなかで、何かをジッとみつめている18歳の伊藤輝夫。ちょっと不敵な面構えで、カメラマンの目にとまったらしい。
さすがのテリーも感慨無量の面もちで加藤浩次とやりとり。
「よくみつけた。まだテリー伊藤じゃないですからね。一般学生の映像が残ってる」
「カメラを意識していたわけじゃない」
「涙が出ましたね、18歳の時の映像が残ってるなんて」
「いちばん前の方にいたんですね」
「2000人、3000人いましたからね」
「そのとき投石が目に当たった‥‥」
「そう、そう」
これにはしょこたんも「へぇー」だ。
テリー関係の映像では、昨年4月3日の「スッキリ!!」初回のオープニングと、2003年のタイガース優勝のときの「全身真っ黄色トラしま姿」の映像があった。「スッキリ!!」初回は、加藤浩次と阿部哲子アナと3ショットだが、たった1年半前なのにみな少し若く見えた。
次が葉山エレーヌの地上波初放送と入社前のアナウンサーフォーラムでの映像。「ブッシュ大統領は7日、大型ハリケーン、フランシスの‥‥」というたどたどしいニュースの読み。「おはようございます」に何度もダメが出たり。
「アナウンサーに向いてない」とテリー。本人は「キャー」とかケラケラ大笑いして、「わたしを採用したのは日本テレビです」と相変わらず騒々しい。
さて、番組の見どころについてしょこたんは、「楽屋に隠しカメラを仕掛けたり、こんなことしていいんだろうかというような超過激な恥ずかしい映像が盛り沢山です」と。
いまや珍しくなくなった隠しカメラなんかより、やっぱり18歳のテリーを見つけだした努力に、座布団3枚だ。