テロ組織の友達の友達?鳩山法相「放言」にスタジオ騒然

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   「私の友人の友人がアルカイダ」と発言した鳩山邦夫法相。その3時間後には「舌足らずでした」と訂正・・・というより意味のわからない釈明をした。

蝶仲間から聞いた話だといいますが・・・

   そして昨日(10月30日)の閣議後では「友人の定義はいろいろだが、知り合いの知り合いだ」「事実を言ってはいかんということですか」

   朝ズバッ!のスタジオは、この映像発言に一瞬シーンとなった。

   最初の発言は外国人特派員協会で行われたとあって、各国の特派員は敏感に反応した。

   <日本の法務大臣は、2002年のバリ島ナイトクラブ爆破に関与したアルカイダ工作員と彼自身のミステリアスな関係を示唆した>(英・タイムズ紙)

   <外国人に対する指紋採取を正当化するため、日本にも違法に入国したアルカイダのメンバーを知っていると発言した>(BBCテレビ)

   ――国際的にテロと闘っているいま、一国の法務大臣がテロ組織のメンバーと何らかのつながりがある。外国では新聞、テレビが大きく報道するのも無理はない。

   「蝶が好きで、本まで出している人が蝶仲間から聞いた話だといいますけどね・・・」とみのもんた。番組はこれから鳩山法相に対するお説教タイムとなった。

   「諸外国に比べて被害を受けていない日本はテロ組織アルカイダには敏感ではない。欧米で政府の要職につくスタッフはとことん調査されます。友人の友人のそのまた友人まで」(浅井信雄・国際政治学者)

   「テロとかアルカイダについて、法務大臣としてあまりにも鈍感ですね。不適切な放言です。彼はアメリカに入国にしたときに空港で議員なのに靴の中まで調べられたといってますが、こんなのは日本でもやってますよ」(岸井成格)

   「彼は偽造パスポートやヒゲをつけて変装して入国しているというが、管理している入国管理局は法務省の管轄なんですよ。自分のところなのに、他人事のようにそんなことを聞いたことがあるなんて・・・」(池上彰)

   蝶仲間は「友だちの友だち」なのか「知り合いの知り合い」なのかは単純な弁明のニューアンスの違いだ。鳩山法相の鈍感、無理解、誤解、開き直りにしっかり叱りつける朝ズバッ!であった。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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