もう終わっただろうと思っていた「亀田騒動」だが、まだ視聴者からのファクスがあった。今日はその「在庫整理」に肉付けして作った感じ。
たしかに、「人の前に出る以上、ちゃんとしろ」「大毅はけじめが必要」などの批判はいぜんあるものの、激励がふえているのだという。
「また3兄弟の笑顔が見たい。がんばれ亀田」
「会見ではよく我慢してよく答えていたと思います。エールを送りたい」
「親父はもう出なくていい。(その親父を)世界一という興毅はかっこいい」
とまあ、こんな調子で、加藤浩次も「世間は変わってきてるんですね」と驚く。
一週間前のファクスでは、批判/激励の割合は70:25だったものが、昨日(10月29日)では、37.5:48.8と逆転した。読み取れるのは、父親の問題(謝罪しろ)は別にして、子どもたちにはがんばれと。だから、激励の声は、子どもをもつお母さんたちが多いのだと。
宮崎哲弥が「メディアに露出したときの態度で、こうも変わるかということ。興毅と大毅がこれからどういう態度をとるかだ」
テリー伊藤は「興毅にはトラウマもあるだろうし、練習に入ったときどういう精神状態でいられるか。スポーツはだれかに夢を与えるという部分があるのだから、長い人生だし、世間を敵に回してほしくない」
加藤は「あと、大毅も立ち直ってほしいですよね」
宮崎は「批判する人は残る。彼らを納得させるような試合をしてほしい」
この問題では、ガッツ石松の言葉が冴えていたが、今日もよかった。
「これからどう変わるかが楽しみだね。親子の絆は一生続く。協栄ジムは学校、自宅は勉強部屋。力の世界なんだから、くやしかったら実力ではい上がれ」
よし、これで区切りだと思ったら、番組はまたファクスを呼びかけていた。亀田ネタはそんなに視聴率に効くのかね。世の中、平和だ。