まさに懸念した通りの展開になった。またまた「亀田テレビ」である。
先週金曜日(10月26日)の亀田興毅の会見、ちょうどナマで中継できたのはよかったが、開始から実質40分で放送は終了。会見はさらに40分近くも続いたのだから、さあ、積み残しをこの日の放送でどう扱うか――案の定、会見のさわりの繰り返しだ。
・親父について:不器用だが、世界一の親父だと思ってる。
・反則について:映像も残ってるし、(反則を認める?)はい。
・パフォーマンス:行き過ぎがあったと思う。
以下は、放送終了後の分だ。
・スタイル:新たな亀田スタイルを兄弟で作っていきたい。
・ネクタイ:自分のです。(金平)会長に服装をきちっとしろといわれた。
・髪型:きのう、自分でカットした。
・勉強:言葉の重さを学んだ。
要するに、会見のあとの方は、ろくでもない質問しか出なかったということだ。
さて、この会見を見ての街の声はというと――
「納得した」48人、「納得できない」47人と真っ二つだった。また、父の亀田史郎氏が会見すべきかどうかでは、「すべし」が54人、「しなくていい」が43人。後者では「もう顔を見たくない」というのが多かったとか。
ナマの声でも「いいんじゃない」から「頭丸めるのは親父だよ」「一家で土下座しろ」までさまざま。
ガッツ石松は「意外としっかりした対応だった。あれが、普通の対応なんだよ。やればできるじゃねぇか。歌でいえば『再会』だな。『みんなは悪い ひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった』というやつ」と粋なことをいった。松尾和子の歌だ。
「これでけじめですかね」と加藤浩次。
勝谷誠彦は相変わらずきびしい。「あの一家は、とりあえずが口ぐせ。亀田家ってなんなの? とにかくこぶしで見せてくれよ」
三船美佳は「元気なやんちゃぶりをまた見てみたい」
テリー伊藤は「史郎さんが来ないことで、興毅は、父親はこんなに弱かったのかと知ったと思う。子どもたちも、自分がしっかりしなくちゃと思っただろうし、よかったんじゃない」
亀田テレビには、まだ続きがある。