時津風事件「愛知県警はウジウジして動けない」

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   大相撲時津風部屋の力士が稽古という名の暴行を受けた後、急死した問題を、番組は連日のように報道している。今日などは、亀田会見が1時間以上を占め、残りのネタは、高橋克典主演の新連続ドラマの宣伝と、この問題の2つしかなかった。

捜査をやれば「遅すぎた」と批判され・・・

   この力の入れようは(亀田問題とは逆に)評価したいのだが、しかし、残念なことに新味に乏しい。番組の視聴率が心配だ。

   今日のポイントは2点あった。主に警察問題である。愛知県警が、外傷のある遺体を見ながら解剖を行わず、死因を病死としていたのはなぜか。元警官のジャーナリスト、黒木昭雄は「管轄内に相撲部屋があると、千秋楽の打ち上げに出たりする」と、一種の癒着関係があり、手心を加えたのではないかと推測する。

   関係者が逮捕されないのも不思議だ。あの慎重な大沢孝征弁護士でさえ、逮捕が必要だと言っているのに……。大谷昭宏は「(愛知県警は)ビシッと捜査をやれば、遅すぎたと批判され、やらなければ、初動ミスのせいで立件できなくなったと批判される。それで、(動きが取れず)ウジウジしている」のだという。

   番組のためにも、愛知県警の迅速な行動を望みたいところだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト