激しいアクションとヒューマンなストーリー「香港映画祭」開催

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   注目の香港映画を厳選して特別上映するイベント「香港映画祭 Hong Kong Film Festival」が07年10月23~25日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで開催される。10月20日から始まる「第20回東京国際映画祭」の提携企画だ。

(c)2007 Milkyway Image (HK) Ltd.
(c)2007 Milkyway Image (HK) Ltd.
香港を代表する3人の監督が共同で制作した「鐵三角TRIANGLE」

   香港映画といえば、古くはブルース・リーやジャッキー・チェンのカンフーもの、最近では少林拳の達人がアクロバティックなサッカーをみせる「少林サッカー」など、アクション映画のヒット作が多いが、この「香港映画祭」でもアクションを売りにした作品が上映される。上映されるのは「鐵三角TRIANGLE」「父子」「男兒本色」「天堂口」の4作品。

   なかでも注目は、10月23日のオープニング作品「鐵三角TRIANGLE」だ。

   香港映画界を代表する3人の巨匠が3つのパートを分担して制作した。“香港映画界のスピルバーグ”と呼ばれる「ワンス・アポン・ア・タイム 天地大乱」のツイ・ハーク、80年代以降の香港映画を代表するヒットメーカー、リンゴ・ラム(「友は風の彼方に」)、そして「ザ・ミッション 非情の掟」などで知られる鬼才、ジョニー・トー。彼ら3人で、香港映画では初の試みという「つなぎ創作(エクスクィジット・コープス)」という手法で制作された。それぞれのパートがどのように1つにまとまっていくのかが見どころだ。

   本作は、友情と金を巡るクライムストーリー(犯罪もの)。金に困っている3人の飲み仲間サム、フェイ、モクがある嵐の夜、不思議な老人に出会う。老人から秘宝のありかを告げられ、そこに乗り込むと古代の棺に入った黄金の礼服が見つかった。その秘宝を巡る激しい奪い合いが始まる……

   香港映画には23年関わっているというフリーマンオフィスの宣伝担当・筒井修さんは「今回厳選した4作品はどれをとっても素晴らしい作品。現在香港を代表する監督の特徴が良く出ている。激しいアクションとともに、かつての香港映画にはないヒューマンなストーリーをお楽しみください」と話している。

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