9月の話になるが、24日の夜、日本テレビは「今夜!歴史が変わる古代エジプト三大ミステリー」という4時間(!)番組を放送した。三大ミステリーというのは、ピラミッド、ツタンカーメン、そしてクレオパトラの謎だ。
ピラミッドは元NHKの宮本隆治アナと中山エミリがその中に入っていって謎を探った。ツタンカーメンは菊川玲、クレオパトラはえなりかずきが担当して、そのレポートをみたスタジオのタレントたちが感想をわいわい言うという体裁だった。
日本テレビがお金と時間をかけて、意欲的に作っているのは評価したい。でも、古代エジプトの三大ミステリーをとことん追究しますというわりには、新しいネタがあるわけでもない。なんでこんな番組を4時間もやらなきゃないけないの、というのが正直な感想だった。
現地で案内役になっていたのは、エジプトの“天才考古学者”といわれるザヒ・ハワース博士。面白いキャラなんだけれど、エジプト人なので日本人にはなじみにくい感じがした。やっぱり我々には吉村教授のほうがわかりやすいようだ。
新発見 まるでなく 歴史変わらず