国民年金保険料の着服問題で、舛添厚労相が「市町村の窓口は信用ならない」と発言したことに、地方自治体の長から抗議が寄せられている。大臣はこれに対して「小人の戯れ言につきあってるひまはない。(抗議する)ひまがあったら、ちゃんと監視しなさい」と反論した。
発端は、9月29日の会見で舛添厚労相が「銀行は信用できるが社保庁は信用ならない。市町村の窓口はもっと‥‥」と述べたこと。これに対して、武蔵野(東京)、倉吉(鳥取)の市長が、「年金行政団体への不信感を増幅しかねず遺憾だ。発言の真意を知りたい」と抗議文を大臣に送った。
舛添厚労相は昨日(10月2日)の会見で、「わたしにいうよりも、不正をした市町村に言いなさいということ。そういうことにつきあってるひまはない、忙しいから」と一蹴。さらに「小人の戯れ言」とまでいって、ニコリともせずに「次の話題にしましょう」
抗議した市長は、「うちは不正は1件もない」と言いたかったのだろうが、舛添氏は「不正がないのは当たり前」と、まさに当たり前の話。ただ、舛添節は言葉がきついだけに、市長がどうでるか。
加藤浩次は「舛添さんの言ってることはおかしくないと思うけど」とテリー伊藤を振り向いた。
テリーは「舛添さんの言ってることは、国民の気持ちですよ。市長の気持ちもわかるけど、それだったら他の市町村に、こういうアイデアはどうだと提案してほしい。うちがこうなんだから、こうしなさいといえばいいんだ」とバッサリ。
ロバート・キャンベルも「小人の戯れ言って聞き慣れないけど、いい日本語。不祥事があれだけあって告発しないとかあるんだから、やむをえない的確ないい方だと思う。それより、これが話題になることがどうかなと思う」という。
年金の窓口徴収は廃止の方向だというが、テリーは「それ、いい、いい」
なんにしても、国民こぞって期待を寄せている舛添氏だけに、小人は分が悪い?