テレビ朝日の政治トークショー「ビートたけしのTVタックル」。2月にも書いたけれど、このところマンネリ気味で、金属疲労は覆い隠せなくなっている。
たけし、大竹まこと、阿川佐和子のレギュラー陣に、ハマコーや三宅久之なんかの評論家や各政党の政治家が出てくる番組だが、どうにも「馴れ合い」的な雰囲気が強くなっていて、パワーが落ちている。
そんな中で最近面白いと思うのが、田勢康弘という早稲田大学の教授。元日経新聞の政治記者で、10何人もの総理大臣に取材してきたというキャリアがウリの人。この田勢さんが淡々とした表情で、なかなかハキハキとものを言う。
その飄々とした感じは今までにないキャラクターなので、今後注目したいと思う。
TVタックル自体は、政治的トピックスがあれば数字が取れる番組だ。ちょうど今日、安倍首相が辞意表明という大ニュースがあったばかりだから、来週は少し期待できるかな?
タックルの 力弱まり ノートライ