年金ネコババ「郵便局よ、お前もか」

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   どこまでいっても不祥事のタネはつきない。きょうもボードにズラリと並んだ。

銀行だって1円合わなければ徹底的に調べるでしょ?

   上川陽子少子化担当相が、貸付金を資産公開の報告書に記載せず。また、丹羽雄哉・前自民党総務会長が、領収書を二重計上。ともにミスを認めて修正した。

   毎日新聞の与良正男が「訂正すれば済むってところが疑問。政治家にはありがちなミスといわれても、300億円もの政党助成金が出ているんだから、自覚してもらわないと」

   そして「とうとう、郵便局よ、お前もか。へぇー」とみのもんたが、あきれ顔になった。

   年金保険料納付の窓口になっている郵便局で、03年4月から今年8月までに4件、19万円を局員が着服していた。いずれも納付金をそのまま着服する単純な手口で、社会保険事務所から被保険者への督促からわかった。厳正に処分したという。

   みのは「一般人がこういうことをやったら、これ泥棒でしょ」と口をとがらす。

   杉尾秀哉は「銀行だって、1円合わなければ徹底的に調べるでしょ。着服する方もする方だが、それを調べる能力がない方も問題」という。

   与良正男も「チェックが甘いということが、彼らわかっているからやるんだ」

   まだあった。

   社保庁の見せかけの保険料納付率を上げるための不正工作で、懲戒処分(減給または戒告)を受けた職員26人が、人事考査で上から2番目の「A」を受けていたことがわかった(読売新聞)。

   「ふざけんなよー」とみのが怒った。「非常識なことをやった人間にこういう査定をするのも非常識な人間なんです。社保庁は解体だけじゃなくて政治責任を徹底的に追及しなくちゃだめ」

   年金保険料の横領では、舛添厚労相がきのう増田総務相に会い、市町村職員の横領について悪質なケースは刑事告発するよう市町村長に指示してほしいと求めた。舛添氏は「草の根分けても探し出してほしい」と強硬で、増田氏もこれに応じた。

   しかし、みのは「人様のお金をねこばばしたら犯罪でしょう。なんでこれ、ちゃんと刑事罰を追及しないの。おかしいじゃない」と、うんざり顔だ。これは全国民のいだく疑問、舛添氏への期待でもある。

   こうして並べると、霞ヶ関から永田町にかけては「非常識の街」に見えてくる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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