「お母さんの味」アキバの「即席ラーメン店」絶好調!

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   小倉智昭が読みあげるように並べた。「マヨネーズ、バターの乳製品に、ジュースや冷凍食品、焼酎など、軒並み値段が高くなっています。さらには、お菓子類や即席めんの小麦粉を使うものが・・・」


   日清食品は即席めん、カップめんなどの希望小売価格を7~10%値上げすると発表した。主力の「カップヌードル」シリーズが155円から170円(税別)になる。各商品とも15円前後値上げすることになる。値上げは17年ぶりだそうだ。

   値上げの最大の要因は原料の小麦の高騰にある。生産地のオーストラリアに加えてウクライナなどの生産国も干魃の被害を受けた。

   値上げの要因は小麦だけではない。バイオエタノールの需要の拡大や中国などでの消費増大を背景に、大豆やトウモロコシ、乳、油脂といった原材料価格が軒並み高騰。これに加えて原油価格の高騰――

   「はなはだ残念な傾向ではありますが、値上がりする即席めんでこういう話があります」

   小倉が関連の話題で紹介したのは、6月に開店してとくダネ!でも取りあげた東京、秋葉原の「Akiba Noodle さくら」――

   この店のメニューは「お湯を注ぐだけ」の即席ラーメン。トッピングにネギ、タマゴ、野菜炒めなどがあり、値段も190円~390円と安い。これが評判となり、商売になった。いまでは5号店に拡大。

   「お母さんの味ということでしょうね」(笠井信輔アナ)

   「考えた人は41歳のさくらさんという女性ですが、子どもの頃自宅で食べた味を商売にしたんですね」(小倉)

   40歳を迎えたときに心機一転、何かやりたいとインスタント・ラーメンに着目したという。

   「自分でも出来ることを商売にしたところが面白いですね」と佐々木恭子アナも感心しきりだった。

   世界的な小麦の高騰が街中の「即席ラーメン屋」の人気につながった。そして即席めんが若い人にとって「お母さんの味」となった・・・

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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