先の健康診断で甲状腺に腫瘍がみつかった宮崎県の東国原知事。相変わらず宮崎の顔として大人気。昨日(9月5日)も朝から東京・高島屋での物産展に、元気に黄色いはっぴ姿を見せた。
カメラに囲まれて質問に答える。
――たけしさんからメッセージがあったとか。
「友だちからメールで。悪性だったらお祝いしてあげる。とっとと死にやがれ?」
――ご感想は?
「いやありがとうございます。何がありがとうだか、わからないですけど」
とんぼ返りで宮崎へ戻って、夕刻、検査結果を聞きに病院へ。約20分後、「良性ということでした。病名は結節性甲状腺腫」で、切除などは必要ないとの結果だった。
「正直ホッとしてます。が、これが黄色信号だと、健康管理に留意したい」
このあいだにひとつ「赤信号」があった。
知事就任以来警告し続けていた「裏金」で、外部調査委員会が最終結果を出したのだ。
結果は、過去5年間で69件、3億7400万円――職員の野球のユニフォーム20着、速度取り締まり用の探知レーダー5台などなど。知事はこの責任をとって、2カ月に分けて、給料月額124万円の9割にあたる約111万円を、副知事、教育長が2割をそれぞれ減額。他の職員や退職者にも一部返還するよう求めた。
会見で知事は「県民の皆さまに深くお詫び申し上げたいと思います」と頭を下げた。なにか腑に落ちない。就任のとき職員に向かって開口一番「裏金はありませんね?」と聞いた、その人がなぜ頭を下げる?
みのもんたは「お役所の人たちの連帯責任ですよ」
嶌信彦も「速度取り締まり機なんて、予算つけてきちんとやればいいのにね。裏金で買うものじゃない」と首をかしげた。
みのは「90%のカットといったら残り13万円ですよ。東国原知事だからこうなった。他の県はどうなんでしょうね」
高木美也子は「ここまでカットできませんよ」
「こういうところが、支持率90%の理由かもしれませんね」(みの)