またも自民党のカネをめぐる不祥事。前日(30日)に経産省の政務官に決まった元冬季オリンピック、ノルディック複合選手の荻原健司参院議員(比例区)が自宅の電話代を付け替え計上、きょう未明に突如、釈明の記者会見をした。
荻原議員によると、初当選後の平成17年7月に賃貸契約した東京・新宿の自宅マンションの電気代4カ月分8万8657円を、自ら代表を務める「自民党東京都参院比例区第32支部」の光熱費に計上。29日付で全額返金し、政治資金収支報告書の訂正届も出したことを明らかにした。
本人は「反省している今後の教訓として生かしたい」と語っているが、元オリンピック選手で清新さをウリモノにしていたのに、おカネとなると他の自民党議員同様何故かルーズ。
テレ朝コメンテーターの三反園訓は「国民からみると自分で使った電気代を支部に付け替えたと思われても仕方がない。人に言われて会見というのは、自分では悪いことしていないという認識ではないか」。
ひっきりなしに噴出する事務所経費問題。自民党衆議院政治倫理審査会の会長である玉沢徳一郎元農水相はこともあろうに領収書の日付や金額を書き換えて5重計上がバレたばかり。
しかし、将来の政権争いの予行演習?というわけではなかろうが、民主も負けてはいない。普通はセットのハズ?が、何故か自民はカネをめぐる不祥事、民主は男女をめぐるスキャンダルに色分けされ、しかも順番に登場してくる・・・。こんな「政権争い」は、もう結構!
文
モンブラン