ジャパニーズ・ライスにマダムSushi。短い間に独特の言語センスを遺憾なく発揮した防衛大臣は惜しまれつつも閣外に去った。「アイ・シャル・リターン」と言い残して。
昨日、行われた離任式なる茶番の模様が番組で流れた。確執が伝えられた事務次官が「寂しい限り」と送辞を読み上げる一幕があったが、それだけではない。
そして、またもやこの前防衛大臣の口からメイ言が飛び出した。国防という崇高な任務につけたことは、「女子の本懐」だそうだ。「『男子の本懐』のギャグですかね」とコメンテイターの荒俣宏は言う。
国防、防衛、軍隊といえば、男臭い、男の仕事、男子の本懐という旧来のイメージが強い。だが、いまはそれを女もやりたいし、やってるのよという、ある種の男女共同参画的な宣言だったのだろうか。よくわからない。
司会のみのもんたは「何が女子の本懐だったんですか!? 次官を辞めさせたことですか?」と皮肉っていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト