エルメスバッグが5千円!大阪「偽ブランド商店街」

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   隠しカメラが商店街に潜入する。店頭には無造作にバッグ類が山積されている。

ドロボーする奴も取り締まれない…

   店員にエルメスのマークをつけたバッグの値段を聞く。「5300円」「これ本物?」

   「ウフフ」・・・ブルガリのバッグ7000円。

   最近人気のクロエ――本物なら18万~20万円する。店員は「これは本革で品物がしっかりしていますから、15000円でええわ」

   世界の名品の値段が10分の1!

   大阪市東成区の鶴橋駅周辺。鶴橋商店街の一角に偽高級ブランド品を売る店約40店が集中的に出店している 。

   グッチやシャネルなど本物そっくりのコピー商品が無造作に並び、ルイ・ヴィトンの創業150周年記念モデルまである。

   偽物にも仕上がり度によってAクラスからCクラスまである。「どこまで本物に近いか」それがポイントで、値段に違いが出る。

   偽ブランド商店街は地方客やまとめ買いをする業者もいて、なかなかの繁盛ぶりだという。フランスの高級ブランドの本社法人が、うち約10店に違法営業を やめるよう警告文を送ったりしているが、店舗の大半は、いったん店を閉じた直後に再び開店する 。

   地元の商店街組合は「ノーコメント」

   "潜入ルポ"のカメラは途中でドロボーの逃亡劇に遭遇する。「コラーッ」「ドロボ―ッ」若い2人組が商品を持って懸命に逃げる、逃げる。

   店員のひとりはいう。「ちょくちょく盗難があります。捕まえても警察に突き出せない。偽ブランド品だから・・・」なんという無法地帯だ。

   「売る側も買う側も、ドロボーする奴も取り締まれないということですね」そんなバカなと、加藤浩次。

   テリー伊藤は顔をゆがめていう。「この番組で中国のコピー商品を指摘しているのに、これは中国に弱味を見せることになる。反論できないじゃないか。大阪は撲滅してほしいね」

   警察の摘発を期待したい――ゲストの相澤英孝とともに"ニホンの恥"を強調した。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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