白鵬も同情「日本は朝青龍を放り出したいのでは…」

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   またか!と、食傷気味の横綱・朝青龍の続報だが、今朝は「ドメスティックバイオレンス(DV)で離婚の危機」を取り上げた。

ここはとどまってもらいたい

   "証言"するのは、相撲界の八百長問題を週刊誌で告発したジャーナリストの武田賴政氏で、「結婚当初に、朝青龍がタミル夫人を殴ったという話があります」。モンゴル研究家で北海道国際大教授の松田忠徳氏も「3年前からDVはわかっていた」という。

   タミル夫人はモンゴルに帰国中だが、そうしたことも朝青龍の不安定な精神状態に影響を及ぼしているのかも。そこで本人の症状だが、これがよくわからない。

   最初は「うつ一歩手前」、次に「急性ストレス障害」、今度は「解離性障害」。入れ替わり立ち替わり別の精神医が週替わりに診断しているが、症状が重くなっているのか、見立てが違うだけなのか……。マスコミ報道を見ている視聴者も「アー」か「ウー」しか言葉がない。

   番組に生出演した白鴎大教授で心療内科専門の海原純子氏は次のように指摘する。

   「できれば一人の医師がじっくり経過を見ながら治療していくのが理想的です。今は内的葛藤から逃れたいという状態。帰国すればすぐ良くなります。ただ、戻ってくるとまた同じ症状になる可能性がある」

   1週間前に横綱・白鵬と一緒に温泉に入ったという前出の松田氏によると、白鵬は「2場所も休場というのは大変なこと。日本は朝青龍を放り出したいのでは……」と話していたとか。

   弁護士の大澤孝征は「朝青龍効果で巡業は大成功だった。皮肉な見方をすれば、だからこそ朝青龍は大事な人だ。大横綱になるチャンスなのだから、ここはとどまってもらいたい」

   「やんちゃだ」「わがままだ」とヤユするが、そうさせたのもバッタバッタと負けてばかりいる日本人力士の不甲斐なさが遠因にある。白鵬のコメントを深読みすれば「あんまり強いのも考えもの、次はオレかも」との複雑は心境が感じられなくもない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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