石原都知事が国批判「議員宿舎つくる必要あるのか」

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   参議院の議員宿舎建設をめぐる問題。『最強タッグがNOと突き付けたのは日本の政府でした』と、建設に慎重姿勢を示している石原慎太郎都知事と就任初の大役が待っていた猪瀬直樹副知事にスポットを当てて取り上げた。

この問題では熱く燃えてもらいたい

   この議員宿舎の建設計画は、老朽化した清水谷議員宿舎(千代田区紀尾井町)を移転し、16階建て、高さ56mの宿舎を新築しようというもの。

   問題は移転先。緑豊かな自然が残る都心のオアシスで、都の風致地区に指定されている場所なのだ。ヒートアイランド現象を緩和する都心の緑地をこうして政府自ら破壊する是非が問われている。

   風致地区は条例で都が認めなければ建設できないのだが、都の条例より優先順位の高い法律を国に持ち出されると、都には分がない。

   石原都知事は「こういう時代、いろんな批判がある中で、しかも宿舎をつくっても遠慮して入居者がない状況の中で、こんなものつくる必要があるのか」と建設計画を批判。

   一方、番組リポーターの玉川徹のインタビューに、猪瀬副知事は「これまで都は、国から言われるのでしょうがないと、受け入れていた。これをNOと突き返すのが地方分権なんですよ」と、まずはタテマエ論。ただ具体論となると?

   キャスターの赤江珠緒は「この問題に関してはアツク燃えてもらいたい。我々見てますからねー」と二人を煽った。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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