モンゴルでサーカス経営「実業家」朝青龍

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   今や、テレビのワイドショーで欠かせないのが安倍首相と朝青龍の話題。両方とも話題の中身が行ったり来たりで、新鮮味が感じられなくなってきたのが正直なところ。そこで目先を変えようというわけか、今朝の『スパモニ』は、朝青龍の母国でのビジネス繁盛ぶりを取り上げた。

相撲取りは裸一貫で生きていけ

   日本相撲協会は力士の副業を禁じている。このため"実業家"としての朝青龍の姿は、日本ではほとんど知られていない。ところがビックリ。ちゃっかり「ASAグループ」という企業グループを母国に持っていた。

   グループにはモンゴル投資銀行や旅行代理店、人材派遣会社。さらに1年前には、日本の国技館に相当する国営サーカス施設を買収している。いずれもトップには父親や兄弟が就任している。しかし、朝青龍の名前はないものの、実質的なオーナー経営者であることに間違いないようだ。

   英雄扱いという朝青龍のビジネスはモンゴル政府公認で、問題になった仮病(?)を使ってサッカーに興じたのも政府の要請があったからという。したがって「本人は悪いことをしたと思っていない」という声もあるのだが……。

   弁護士の大澤孝征は「何のために副業を禁止しているのか。相撲取りは裸一貫相撲取りで生きて行けという考えだと思う。甘えですよ」と。

   ただ、ここで作家の若一光司が「一つ疑問があるのですが、謹慎ということで移動を禁止し、自由を制限したりするのは憲法の基本的人権に触れるのでは……」と。これを言い始めると、オリンピック競技へ参加するための過酷な練習などできない。

   これにはさすがの大澤弁護士も「さーどうですかね。ルールに基づいてやっているのですから」と言ったきり、何を突然言い出すのやらという表情だった。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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