テレビ番組の夏の定番は怪談だが、朝っぱらから幽霊もナンだし・・・ということだろう。スッキリ!!はUFO特集第4弾。七色の光を放つナゾの飛行物体に迫った――!
なるほど、番組には全国から目撃記録が続々と寄せられている。
まず、演歌歌手の山本譲二。UFOを目撃したことがある、宇宙人と会ったことがある。こう証言する人だ。「ウソだと思う人、笑う人はそれでいい。宝くじを買わない人は当選しませんからね。おれは宇宙人と会ったよ、マジで」
当時住んでいたマンションが、部屋が突然発光したオレンジ色に囲まれた。「怖くて見られなかった。いま考えると見ておけばよかった」・・・会ってなかったんだ。
番組では視聴者から寄せられたUFOらしい二つの映像を紹介した。ホンモノか、それとも、鳥、飛行機といったよくある別の何かか。モノモノしいナレーションとともに進行する。
その1:絵はがきのような北海道のラベンダー畑の写真。おばあちゃんが草取りをしている青空に奇異なモノが写っている。
「あっ、これわたしだ。写真ちょうだい。UFO?そんなものは見たことないよ」
UFOに人生をかけた韮澤潤一郎 矢追純一コンビが検分。「スーと動いてスッと止まる。慣性の法則を無視した動きはきわめてUFOの可能性に近い」
その2:埼玉・春日部からのビデオ映像は暗闇のなか。「星のような物体がやがて燃え上がるように発光して周辺を回り、1時間ほど浮遊していた」まさに不思議いっぱいの映像だ。
「シャンデリア型UFOではないかと解釈できるけど、これは50~60%、UFOではない」と韮澤潤一郎 矢追純一コンビ。
「あれ、飛行機じゃないですか、横田基地の。夜ならそう見える。山本譲二さんの話だって怪しいし、ぼく正直いってわかりません」(加藤浩次)
「あんなに発光体があるんだったら、町中の人が大勢見ているはずでしょ」(宮崎哲弥)
世の怪奇現象には説得力不足のオモシロさがある。いくら説明されても雲をつかむような・・・きょっとん。
テリーがうまくまとめた。「この夏の時期にUFOは出やすいから、要注意。いろいろと天候の異変があるし」ウソかマコトか。この話題は罪を問われないことは確かだ。