イチローもはまった!漫画「キャプテン」の実写映画が登場

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(C)2007 ちばあきお/「キャプテン」製作委員会
(C)2007 ちばあきお/「キャプテン」製作委員会

   故ちばあきおの伝説の野球漫画を初めて実写化した映画「キャプテン」が2007年8月18日から渋谷Q-AXシネマなどで公開される。

   1972年2月から「月刊少年ジャンプ」で連載が始まった「キャプテン」は、それまでの「巨人の星」や「あしたのジョー」といったスーパーヒーローが登場するスポーツ漫画とは違い、ごく普通の中学生がひたむきに野球に取り組み、少しずつ成長していく姿を丹念に描写した点が共感を呼び、コミック累計発行部数1,900万部のヒット作品となった。米メジャーリーグのイチロー選手が少年時代に愛読するなど、数多くのプロ野球選手にも影響を与えた。

   1980年代にはテレビアニメやアニメ映画になって人気を博したが、実写化はこの映画が初めて。本作では、特に人気の高い「谷口キャプテン時代」にスポットを当て、谷口の転入から、神社での父との猛特訓、ナインの成長過程から宿命のライバル・青葉学院との死闘までをこと細かに描写する。主人公の谷口タカオを演じるのは布施紀行。野球部のその他のメンバーと同じく、野球ができることを条件に約3,000人応募のオーディションで選ばれた。また谷口の両親役で筧利夫と宮崎美子、野球部の顧問教師として小林麻央が共演する。

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