小倉「社保庁システム、エクセルでできるんじゃねぇの?」

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   小倉智昭がオープニングトークで、「社保庁が新たなシステム導入に巨費」(読売新聞)という話に及んだ。例の宙に浮いた5000万件の照合のために、億単位のソフトの開発が必要だと。こういう話だと、小倉の舌は滑らかになる。

これからまだ、いくらかかるんだろう?

   「安倍さんは3月までにやりますといった。でも、まだ年齢と国民年金、厚生年金の区別をしただけ。これで3月までにできますか」「すでに今のコンピューターのリース料だけで年間1000億円かかっている。それ以外に新しいプログラムが必要だと。年金のプログラムってそんなにむずかしいものだと思います?」

   「ちゃんと入力さえしておけば、エクセルでもできんじゃねえの? 規模は大きい、数は多いけど」「入力がいい加減だから、年間1000億払ってもできないわけでしょ。新しいプログラム作ったって、入力がちゃんとしてなければ、どんな頭のいいコンピューターだってできませんよ」

   すると、笠井信輔が言う。「安倍さんがあれだけ自信をもって言うのは、それらを含めたプログラムが間に合うんだと理解していました」。これには、小倉が苦笑しながら「参議院選挙の前だからでしょ」。

   佐々木恭子も「たしかに、ホントにできるんですか。そんなにいっちゃっていいんですかって、思ってましたよね」。さらに小倉は「だから、国民はそれを信じていなかったんでしょ。あれだけの議席しかとらなかったんだから」

   「でも」と笠井が言った。「話を変えたらそれこそとんでもないことになる。信ずるしかない」。

   最後に小倉は金額の大きさを問題にした。「これからまだ、いくらかかるんだろう。1000億円だってべらぼうな額ですよ」。ノンフィクション作家の岩上安身も「だったら、紙のままの方がよかったんじゃないかと」。「何億という金をかけるより、人を変えた方がよかったとなりかねない」と小倉もため息。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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