参院選後、初の国会開幕――ということで、夏休み中のみのもんたの代役、柴田秀一アナも駆けつけ、新人参議院議員二、三人にアリバイ取材を試みていた。
参院の与野党逆転で、今後は「(参院から)民主党が法案攻勢をかける。いままでとはまったく逆のパターンになる」と、岸井"ヒゲ"成格・毎日新聞特別編集委員が解説すると、番組コメンテイターで作家の荒俣宏が口をはさんだ。このごろ、番組に対して微妙にやる気が増しているようだ。
「これはスゴイですよね。参議院にサーブ権が移ったってことですよね」
ちょうとTBSはバレーボールのワールドグランプリを独占放送しているうえ、今日のコメンテイターに元バレー選手兼元社長の三屋裕子であったから、タイムリーなこと、このうえない。
「強烈なサーブになる」と岸井が言えば、「キューバ(のサーブ)なみですかね」と三屋が応じる。この番組では珍しく、コメンテイター同士の連携が見られた。
文
ボンド柳生