とくにネタが少なかったわけでもないと思うのだが、今日の番組は、国道陥没現場から、計3回もナマ中継を敢行した。
リポーターは"取材キャスター"というよくわからない肩書きの米田やすみ。みのもんたが呼び出す際に、「○○といえば、米田くん」と、取材の中身にひっかけるのが恒例になっている。
今回なら、「現場を呼んでみましょう。地滑りならば、米田くん。米田くん!」である。そこで、伊豆半島の修善寺と土肥を結ぶ国道の現場に登場したリポーター。例によって、「こちらは修善寺方向、あちらは~」とやりはじめ、バスツアー・ガイドを連想させる。
結局、3回の中継は、すでに視聴者の目に見えているもののキャプションに終始した。朝ズバッ!はワイド系番組とはいえ、事故・災害のときは、もう少しロジカルで硬質で俯瞰的な構成が合ってるのかもしれない。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト