東京の渋谷駅近くにあったDVD販売店が摘発された。逮捕された店長(57)ら5人の容疑はわいせつ図画販売所持で、児童ポルノ法違反の疑いもあるという。
実は、番組の取材班が3カ月前、この店に潜入していた。客はサラリーマン、学生風の若者から老人もいて、数えたら30分で24人。かなりの繁盛だ。
店にはDVDそのものは置いていない。マル秘のカタログだけがあって、そこに小学生から学齢前の幼い子供たちの写真がのっている。客が番号で注文すると、店員がどこかへ電話。30分ほどするといつの間にか届く。
そこで番組は店の入り口にカメラを向け、長時間回しっぱなしにして、運び屋らしい男を特定した。男をつけると、1駅ほど離れたマンションの1室だった。ブラインドのすき間から、DVDや機器、男の姿などが見えた。
しかし、そこからが詰めきれなかったらしい。先週金曜日(7月20日)の摘発で、やっと取材したフィルムが生きたということのようだ。運び屋の男(22)も逮捕されていた。
「どうやって撮っているかが問題ですよね」という加藤浩次の問いに、大竹真が答える。
「カタログから想像すると、多くは盗撮。温泉、銭湯とか運動会とか。それから、いいくるめられたのか、宗教儀式のように手足をしばられたものもある。脅されたものもありそうだ」
八代英輝が「日本政府はアメリカ政府から、児童ポルノの取り締まり強化を要請された。アメリカは児童ポルノ大国ですが、日本は天国といわれる。先進国で、持っていても処罰されないのは日本とロシアだけで、そこへ踏み込めということ」
テリー伊藤は「親が小遣いかせぎに、子供を撮って売るのがいる。そっちの方がたちが悪いんだよね」という。ホントかよ?
加藤は「日に40万円の売り上げというのは、それだけの人が来るということか」と嘆息。