「たいしたことではありません」「どうぞご心配なく」「なんでもありません」
7月17日の閣議に現れた赤城農水相は異様だった。左頬と眉の上にガーゼと絆創膏。おまけに無精ひげ。記者会見でも当然質問が出たが、「なんでもない」の一点張り。
13日の金曜日にスイスから帰国したときにはなんでもなかったのだから、この3連休のあいだになにかあったらしい。例の事務所費の疑惑もあるから、「暴漢にでも襲われたのか」とかんぐりたくなるが、「公務でのことか、私的なことか」など理由には一切答えず。
ますます怪しいと、スタジオのうるさい面々が色めき立った。
「皮膚がかぶれたとしても、理由をいわないのがね」(加藤浩次)
「酒でも飲んでたんじゃないか。彼弱いね。精神的な弱さが出ちゃった」(テリー伊藤)
医者のおおたわ史絵は「ウイルス性の帯状疱疹じゃないの。心労なんかがあると、出ることがある。病院にいってないと、わからないのかも」という。
テリーは「奥さんがやったとしても、あんな貼り方しないよね」
「喧嘩でも病気でも、恥ずかしいこと。このニュースは外国の特派員が流しているはず。日本の農水相は、こんな説明もできないのかと思われる」(八代英輝)
まあ、いずれはわかること。大臣にはSPがついているから、警察は把握しているはず。消去法で攻めていって、やっぱりSPも知らないとなれば、夫婦喧嘩? しかし、ひげも剃らないとはね。
最後に加藤が顔に手をあてながら珍説を披露。「ここ(左頬)をあけたら、領収証が出てくるとか・・・」。案外、そうなのかもしれない。