今日の番組が、新潟県中越沖地震の被害を伝える映像で埋まった。そんななか、ちょっと気になったのは、気象庁の「緊急地震速報」システムの話題。
なんでも、地震の初期微動を感知し、震源から少し離れたところでは、地震のつたわるタイムラグを利用して、揺れがでる前に「予知」可能だということである。
今回の地震でも、住民には伝達されなかったものの、長野県飯綱町では一足早く地震が来ることがわかった。その「一足」は…たった16秒。
朝ズバッ!司会のみのもんたは「16秒前に『大きいぞ』って言われてもなあ」と嘆息した。現在の地震予知はこれが精一杯なのだろうか。
「一般レベルでは対応は難しいかもしれません」と応える竹内香苗アナ。どのレベルになると、この16秒を生かせるのか聞きたいところではあった。普段から機敏で勤勉な役所レベルなら、役に立つのだろう。
なお、この「緊急地震速報」は10月からテレビ放送されるそうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト