TBSアナが土俵の興奮をスポイルする大相撲コーナー。VTRに出てくるのは小笠原亘アナ。タンクトップの小笠原は「すもうラブ~トキャンプ」などと駄洒落て、ビリーズ・ブートキャンプのマネをしてみせる。
こんな宴会芸を毎日見せられる視聴者は気の毒だ。ストーブでも出して、暖まるぐらいしないとやってられない。
このアナ、TBSラジオの野球実況などでは、爽やかな甘い声で、しゃべりもスムーズ。安心できる。しかし、テレビで見ると、(タンクトップでビリーズ・ブートキャンプを踊ってなくても)なぜか落ち着かない。その柔和な表情から、いまにもオネエ言葉が飛び出してきそうな気がしてならないのである。
もちろん、小笠原がどっち系でも構わないし、あえてアピールしているなら、それもいいだろう。むしろ、ジェンダー二元論の旧弊を気づかせてくれる、ありがたい存在なのかも。
文
ボンド柳生