赤城徳彦農水相の事務所費問題がくすぶり続けている。
茨城県筑西市の実家を後援会事務所として、政治資金報告書で10年間に9000万円の経費を計上していたが、両親や周辺の人たちが「ほとんど使ってない」と言ったことから、「虚偽か」と大騒ぎになった。
当の赤城大臣は「事務所は水戸にもあるので合算している。法律に則っている」と、前任松岡大臣の「なんとか還元水」発言とそっくり。印象としては最悪だが、安倍首相はなおかばい続ける、というより、自分を守るには続けざるをえない。
政治資金規制法ではこれまで、事務所費は「支出は総額だけを報告」すればよかったから、赤城氏の場合もまずは「合法」。だが、人を雇ってもいないのに人件費が5300万円となると、「おいおい」といいたくなる。本当は何に使われたんだと。
加藤浩次が「なんでそんなにかかるの?」というのに、勝谷誠彦が「出せば簡単なのに出せない。議員会館の事務所の方でも年1000万円つけてるうえにこれでしょ。松岡大臣よりも悪質」
テリー伊藤は「赤城さんも安倍さんに対して失礼だ。元々週刊誌に出るような話なら、自分だってわかってるはず。安倍さん側だって、税務署に聞けばすぐわかった話でしょ」
今日の朝日新聞の比例投票先調査では、民主26%、自民22%と出た。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト