人生でやり残したこと、どう決着つけるのか?

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   土曜の夜9時。NHKで「新マチベン~オトナの出番」というドラマが始まった。サブタイトルは「新米弁護士、60歳」。セカンドライフとして弁護士という仕事を選んだ男たちの物語だ。

   脚本(井上由美子)、演出(黛りんたろう)、出演者(渡哲也・石坂浩二・地井武男)のどれもが豪華。ちょっと前に評判になった「ハゲタカ」に通じるようなNHKの意気込みを感じる。60歳の新人弁護士を演じる3人のベテラン俳優は、それぞれのカラーの違いがはっきり出ているのがいい。組み合わせの妙といえるだろう。

   企画の意図としては、いま退職しつつある「団塊の世代」を取り込もうということだろう。どこまでその世代のことをえぐれるのか注目したい。ある年齢に達した男と女にとっては、人生でやり残したことにどう決着をつけるのかが、とても重要な問題になる。そのテーマに「新マチベン」の登場人物たちがどう決着つけていくのか、とても楽しみだ。

   いま大人がゆったり見れるドラマはあまりないから、こういうのはうれしい。まだ始まったばかりでどう転んでいくのかわからないが、1回目はよくできていたので、続きも期待したい。

      立候補 しそうにないね マチベンは

   ※「横澤彪のチャンネルGメン69」バックナンバー

   ※横澤彪コラム・ベスト10(タレント編)

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