ハンナキ王子?石川遼「思いっきり泣きたい」

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   昨日7月4日の日本アマチュアゴルフ選手権予選第2ラウンド(愛知CC)。注目の石川遼は3アンダー8位タイでスタートしたが、攻めのゴルフが裏目に出て通算2オーバーの64位タイで予選落ちした。フジテレビが「独占中継」しているだけに、今朝の『とくダネ!』はトップで扱った。

若いからハネ上がった部分があったのだろう

   「運命の分かれ道」(大村正樹リポーター)は、336ヤード・パー4の6番。1オンを狙ったのだが、痛恨のOBでダブルボギーとなり、その後も波に乗れなかった。

   試合後のインタビューで石川は「焦りと集中しすぎて無我夢中だった。きょうのゴルフを振り返ってもなかなか思いだせなくて」と、いつもの笑顔で語った。しかし、顔には出さないがよほど無念だったのだろう。「気分転換にやりたいことは?」と聞かれて、「思いっきり泣きたい」と少年らしい答えを返した。

   キャスターの小倉智昭は「トップクラスのゴルファーなら全部覚えている。若いからハネ上がった部分があったのだろう」。しかし、プロゴルファーの青山薫は、プレー中やインタビューでの石川の姿勢を「男子プロはお客さんに感謝する気持ちが欠けている。石川選手を見習うべきだ」と。

   この日のギャラリーは1641人。ある男性ギャラリーは「攻めのゴルフを見せてもらって気持ちよかった」。感動、若さあふれるファイト、攻めへの冒険。予選落ちしても何かを残したことは間違いない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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