里田まいのアホすぎる答え、しらけてしまう

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   フジテレビで火曜の夜11時からやっている「タモリのジャポニカロゴス」は、日本語の遊びをするクイズ仕立てのバラエティだ。30分間の短い番組だが、それがとても心地よい。

   先週は、成熟組(タモリ、関根勤、安達祐実)と未熟組(西川史子、里田まい、松嶋尚美)に分かれて、熟語の穴埋めや熟語のしりとりをして「熟語力」を競っていた。この中では“おばかタレント”の里田まいが奇想天外な答えを連発して笑わせていたけど、あまりにアホすぎたことばかり言っているとしらけてしまう。

   熟語しりとりでは、「主演→演出→出口」のように熟語の漢字をつないでいくんだけど、答えがよく分からないと苦し紛れに言ってしまう。すると、そういう熟語が本当にあるのか解説役の先生とスタッフでワーッと短時間に調べる場面があったりして、なかなか面白かった。

   司会は福井謙二アナと内田恭子アナ。番組名は「タモリの」となっているけれど、タモリが司会をするわけではない。解答者の一人として一歩引いたポジションにいる。前へ前へと行く人が多い中で、このあたりはタモリらしい。それでいて存在感があって、タモリの存在が番組の隠し味となっているんだからさすがだ。

   「ジャポニカロゴス」みたいな言葉遊びのゲームは、「笑ってもいいとも」でも「タモリ倶楽部」でも似たようなことをやっている。深夜のマイナーな番組だけど、タモリ的には大好きな番組なんじゃないかな。

      未熟組の 大活躍に しらけ切り

   ※「横澤彪のチャンネルGメン69」バックナンバー

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