スーパーモーニングのメイン・コメンテイター、マスコミのプライド、鳥越俊太郎。マスコミの"社会の木鐸"力を信じ、それを躊躇なく口にできる男だ。
今日、富山冤罪事件(の無罪を確定するため)の再審がはじまるのに合わせて、番組が改めて事件を取り上げると、鳥越は憤然とコメントした。
警察官は組織に守られすぎだ、と鳥越は言う。「電車の運転士が誤って事故を起こしたら、名前が報道され、罪に問われる。しかし、(今回のような)国家権力犯罪を起こした警官、検察官の名前はでてこない」。そして「僕は前から言っているけれど、メディアも名前を出すべきだよ」と嘆いた。
メディアの木鐸力を(ふたたび)高めたいならば、スパモニ特別企画で妻夫木聡とお喋りしてるよりもほかに、なにかやるべきことがあるのかもしれない。
文
ボンド柳生