車掌がまた、確認を怠ったらしい。
小田急線の東海大学前駅で昨日午前10時半ころ、女性(57)がドアに指をはさまれたまま電車が発車。女性は40メートル引きずられて線路に転落し、肋骨を折るなど重傷を負った。ホームの乗客が声をかけて初めて車掌はブレーキをかけたという。
先月にも、JR山手線神田駅で、赤ちゃんが乗った乳母車をはさんだまま発車。ホームの客が非常停止ボタンを押して電車は止まったが、助けようとした男性が転倒して軽いけがをしている。
状況は同じだ。小田急線の場合はホームがカーブしているが、ビデオで前方が確認できるようになっていた。
加藤浩次は「確認して車掌が車内へもどる時の何秒かが問題」という。
テリー伊藤は「電車が走り出すとき、車掌は窓から顔をだして見てますよね。あれをやってなかったんですよね」と。そう、ドアを閉め発車する前後の、車掌の動きがポイントだ。
そのテリーも「女性の方も悪いと思う」などと、結局「駆け込み乗車はやめましょう」となったが、人間は駆け込みをやるもの。絶対になくならない。そのために車掌はいる。見てないんなら車掌なんかいらない。
文
ヤンヤン