天気キャスターの「根本クーン」によると、今日は気温が上がり「半そで列島になります」。
みのもんたが前口上。「もうじきウナギの季節になります。でも、このウナギがなかなか食べられないかも知れませんよ。日本伝統の食文化はどうなるんでしょう」
ルクセンブルグでのEU農漁業相理事会で、乱獲のために80年代の1%~5%に激減したため、輸出量の60%削減の方向を決めた。
輸出といってもややこしい。ヨーロッパでは中国から稚魚を輸入して、これを育ててウナギの消費大国ニホンに輸出。中国生まれ・ヨーロッパ育ち・それから遠路航海して「半そで列島」でかば焼き。ウナギもあちこち移動して忙しい。
危機的状況の原因は(1)国内のうなぎの稚魚が減少(2)ヨーロッパが輸出ダメ(3)ワシントン条約での規制が検討・・・こんなわけでウナギの値段は‘うなぎ上り’になる・・・
番組はさらに<揺らぐ日本の食文化>のタイトルで、魚事情を説明した。
カニ=ロシアが生きたカニの輸出禁止、クロマグロ=国際的に漁獲量の削減、クジラ=国債捕鯨委員会による商業捕鯨の制限、サメ=ワシントン条約締約国会議による商取引の制限
「あれもダメこれもダメという時代ですよ」とみの。日本を取り巻く環境は確かに食卓に影響しそうだ
文
初代不良家