コムスン問題を今日も「焼き増し」するスパモニ。ネタがだいぶ被っているのが気になったが、批判のトーンは一層、増していた。
「(折口会長が)記者会見しないのはおかしい」と批判の声が上がれば、 大谷昭宏は「そもそも介護とビジネスは結びつくのか」と規制緩和、民間導入の失敗を示唆。年金問題とあわせて、「この国では年金はもらえない。介護は食い物にされる。長生きするなってことか!」と吠えた。
ところで、白熱するスタジオを最後に冷やしてくれたのは、俳優の原田大二郎だ。「十把一絡げに言えないけど、IT関連は従業員の待遇が悪い。(グッドウィルの従業員が)客を無視したりするのも、自分の収入が良くないことが原因かもしれない」
たしかにIT関連には非人道的、超法規的な企業が存在している。ただし、この発言の問題点は、コムスンまたはグッドウィル・グループは人材派遣や介護事業を行っていて、一般的に言う「IT関連」企業ではない、ということだろう。
スタジオでは「??」という空気が次第に広まっていったが、熱弁を続ける原田にあえてそれを指摘する者はいなかった。
文
ボンド柳生