「国民的いぶし銀オヤジ」と紹介された本日のゲストは俳優の綿引勝彦。代表作はTBSの昼ドラマ「天までとどけ」のお父さん役である。どうやら、この番組に出る俳優の代表作は必ずTBSドラマから選ばれることになっているらしい。
番組アシスタントの若手芸能人であるタッキーこと滝沢秀明は「僕のイメージは『天までとどけ』のお父さん役」と番組の方針に同調していたが、細木数子大先生ともなると「(そんなドラマは)知らない、知らない」と笑い飛ばすことが許されるのだ。
綿引は、宇野重吉らが創設した劇団民藝で育った。「軽~い気持ちで、宇野の付き人になった」と司会進行のくりぃむしちゅー・有田が水を向けると、綿引はここはバラエティーにできないとばかり、「そんなことはない」「たまたま選ばれた」とキッチリ否定。その反面、妻で女優の樫山文枝との関係については、「(軽~い気持ちで)結婚してシマッたと思った」などと言って笑わせるサービス精神を発揮した。
結婚した当時は、(ギターの)弾き語りのアルバイトをするような生活、一方の樫山は有名女優で収入も多いのが悔しかった。女房よりも稼ごうと、それを励みに頑張ってきという。
TBSドラマのおかげで、いまや稼ぎも女房を抜いた。そして年齢も60歳を越え、一昨年は大病を患ったという綿引。センセイは「72、3歳で健康には気をつけなさい」とアドバイスする。しかし、続けて「74歳で宿命大殺界を抜けるから、結構お金掴んで、お陀仏かな」。これでは、気をつけても無駄だ。
苦笑いするしかない綿引に、センセイは「環境を(劇的に)変えれば長生きできる」と救いの手をさしのべる。具体的には、最愛の女房と離婚するか、俳優の仕事を辞めるかすれば、104歳ぐらいまで生きられるそうだ。しかし、この話の展開、先週の池乃めだかとほぼ同じ。寿命を延ばす方法はよくわかったので、次回は違う話をお願いします!?
そして気になる来週は…ルー大柴が登場予定。先生の自由闊達な発言(「あんた、バカだね」など)をお楽しみに!
カネと寿命――やはり、このふたつについての占いが多い。100歳まで生きるとか、大金を掴むとか。たまにセンセイの願望を喋ってるんじゃないかと錯覚するときも…。