きのうの日本列島は暑・暑・暑――埼玉・熊谷市では39度! 真夏日なんてもんじゃない。同市では開き直って<暑いぞ!熊谷>のTシャツを作るなど、逆に猛暑を町起こしの材料にしている。
とくダネ!は全国各地の汗をかきながら「キビシーねぇ」をまとめた。「まだ5月なのに・・」悲鳴に近い声。気温25度に達しなかったのは北海道と秋田だけだった。
そこで番組は素朴なギモン「なぜ、こんなに暑い?」「夏はどうなる?」
キーワードは「ラニーニャ」――南米ペルー沖の水温が低下すると、梅雨入りと梅雨明けが早まり、夏はめちゃ猛暑。
「南米のペルー沖がニホンの気象のすべてを決めているんです」とレポーター。
ことしも異常気候によって雨や雪の降水量も‘最悪クラス’だった。猛暑→干ばつ・・・
徳島の長安口ダムは貯水率が0.8%。映像で見ると水底だったあたりはカラカラに干からびた地面。上流はチョロチョロした小川だ。今夏の水不足が心配される。
「問題はことしを乗り切れば、というんじゃなくて温暖化につながっているんでしょ。地球はどうなるんでしょう」(眞鍋かをり)
「節水の心がけも必要ですね」(佐々木恭子)
猛暑の裏には世界中に異常気象をもたらす「ラニーニャ」の動向が気になるところだ。深刻な事態に小倉智昭がこうまとめた。
「雨がバランスよく降ってくれないかなぁ。以上、猛暑は渇水につながる水不足のニュースの前倒しでした」
文
初代不良家