「今の若者は学校と家庭だけ」

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   会津若松の少年(17)による母親殺しを再び続報。今朝は、少年が犯行後、警察に出頭するまでインターネットカフェで見ていたという『マリリン・マンソン』のDVDをもとにコメンテーターが論じ合った。

   『マリリン・マンソン』は、アメリカの反社会的スタイルのへヴィ・メタルバンド。「美の象徴」としてのマリリン・モンローと「悪の象徴」としてのチャールズ・マンソンを取って名前に使用したと言われている。1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件の加害者が影響を受けたとされている。

   昨年1月に盛岡市で起きた高校生(16)による母親殺し以来、立て続けに起きている少年事件の背後にいったい何が起きているのか。まず俳優の原田大二郎が「少年たちを追い込んでいるのは、大人に問題があるのではないかと思う」と問題提起。

   これに対し大谷が「今の若者は学校と家庭しかない。社会とのつながりを持たない子供たちの育て方に限界が来ているのでは」という。また同志社大教授の村田晃嗣も「少年たちの社会とのかかわりは、インターネットのバーチャルの世界しかない」と、バーチャルの世界のゆがんだ弊害に言及。千葉大特命教授の木場弘子も「人と接する機会が減っている。つまずいた時の助けてくれる人がいない」と。

   では解決の方法となると難しい。ボタンの掛け違いに気付かないのか、気づいてもなすすべがないのか、政府の施策にホコ先が及ぶ。大谷は「いくら少年法の改正をしても程遠い」。原田は「教育基本法を改正したって解決にはならないと思うね」。

文   モンブラン
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