若者たちに”占拠”され、怖いイメージの東京・渋谷センター街。「自分たちの街は自分たちで守る」とスタートした、若者をしかるオヤジ部隊『SCGP』(シブヤ・センター・ガイ・パトロールの頭文字)に密着取材した。スタジオのオヤジ達もそれなりの評価を。
この『かみなりオヤジ部隊』は、隊員数30人強、平均年齢50歳以上。渋谷警察署、渋谷区役所の協力を得て月に3、4回、センター街を中心にパトロール。しかし、相手も民間人のパトロールと知っていて一筋縄ではいかない苦労も。
番組はこのオヤジ達に48時間密着取材。違法駐輪の撤去や悪質客引きの撲滅、さらには時間外のゴミ出しと、油断すると次々違反者が。たまりかねたオヤジ達はついつい「バカヤロー」と言葉も荒くなる。 北野が「イヤー、渋谷は変わりました。きれいになりましたよ。変な外人もいなくなった」。
鳥越も同調して「少々、言葉は荒っぽいが仕方がない」。慶大教授の中村伊知哉は「警察と行政がバックアップしていて、アメリカ型の自警団と似てきた」。おかげで「治安の悪い街」のイメージが変わりつつあると、かみなり効果は好評。
文
モンブラン