バージニア工科大学での乱射事件、自殺した犯人は、23歳の韓国人学生だった。英文科の4年生で、8歳のときに家族とアメリカに移住。グリーンカードをもっていたので、銃を買うことができたのだという。
最初に2人を撃ち、自室に戻って2時間以上経ってから、30人を殺した。最初に殺された18歳の女性に片思い、さらにその女性の交際相手を捜していたとも伝えられている。現地レポートによると、彼は脚本など書いていたが、あまりにも猟奇的なので、教授は「カウンセリングが必要」といっていたとか。
最初の殺人から2時間以上も、大学が封鎖などの措置をとらなかったことも、問題になった。が、大学は「(犯人は)外へ逃げたと思った」と。これも常識なのかもしれない。
「あとの30人はとばっちりなのか。まったくわからない」と小倉智昭。
同大学では昨日、追悼式が行われ、ブッシュ大統領も出席した。銃の乱射事件があとを絶たないアメリカでも、さすがに深刻なようだが、これが銃の規制にそのままつながらないところがアメリカ。
デーブ・スペクターの解説。「持つ権利はいったん放棄したら二度と戻らないと思っている。ただ、大統領選挙では争点になると思う」
小倉が「銃についての教育ができてないんじゃないの」いうのに、「銃なんかない方がいいとわかっているが、ライフル協会が頑固に抵抗している」「銃があると使ってしまう。夫婦喧嘩でも」
文
ヤンヤン