河村隆一に「面白くない、バカ!」とダメ出し

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   今夜のズバリは、スペシャル企画なんだそうだ。なにがスペシャルなのか。ゲストの河村隆一が歌手ソロ活動10周年記念を迎えたから。

   このスペシャル素敵なゲストを迎えるために、スタジオは赤、白、青の薔薇風の花が咲き誇っていた。しかし、言うまでもないことだが、セットの花々に負けるような細木数子大先生ではない。センセイの毒々しい、いや華々しい深紅のジャケットは、目にイタイほどの光を放っていた。

河村隆一は10周年記念を祝うのを1年延ばせ。そうすれば、新曲は一世を風靡し、100歳まで続く。

   河村のトークセッションは…長い、長い。どこまで行くのと思ったら、結局、番組はまるまる1時間を費やした。このチャレンジが視聴率的に成功だったのかどうかは定かではない。常日頃から、「ここは数字(視聴率)取れるよ」「数字上げるから、○○やってよ」など、視聴率をかなり意識している様子の細木センセイ。今日の数字はかなり心配だったようだ。

   オープニングでは、「わたし(の年代は)、この子知らないよ」と、いきなり河村を小僧扱い。LUNA SEA時代には観客10万人を動員したボーカリストがライブの感動秘話を語りだすと、「そんなマジメに話さないでいい」とダメ出し。河村を知らない年配(にして当番組のメイン視聴者層)年代にも興味が持てるような話をしろ、と言うのだ。「そうでないと面白くも可笑しくもないよ、バカ!」

   バカと言われても、元・長者番付歌手部門1位の実績を持つ男は気色ばんだり、反論することもなく、ただ穏やかに苦笑いするだけなのが、また視聴率的にどうかと気を揉ませるのであった。

   ゲストの話が面白くないなら、ご自身の"本業"であるズバリ鑑定で盛り上げてほしいところではある。では、運命の鑑定を聞いてみよう。

   河村、今年はどうも運気がよくないらしい。「今年の10周年記念を来年に延ばせないの?」と細木センセイは無茶苦茶を言う。1年遅れで祝い、「そのとき曲を作れば、一世を風靡し、不動のモノになる。100歳まで続くようなものができる」そうである。もうちょっと、こう、刺激的な予言が聞きたいかなあ。

   河村は、音楽的方向性に悩んでると明かし、表現の幅を広げていきたいと語った。すると「じゃ、聞かせてよ」とセンセイ。観客席からは遠慮がちな拍手と歓声が起こった。河村のアカペラは、野球場の外野で聞くラッパの音を思い出させてくれたが、この場面で視聴率は上がったんだろうか。

   えっ、やはり河村隆一で1時間は長すぎたんじゃないかって? うーん、番組のスタッフに熱烈なファンでもいたんでしょうか。

   さて、来週の細木数子は…予告がなかったので不明です。きっと楽しい新企画が続々登場しますよ。お楽しみに!

大予言の的中確率35% 曇

   とにかく来年、河村が出す新曲が売れるかどうかに注目だ。なお、祝いを延ばすほか、神社と先祖のお墓に行くと、曲作りにプラスになるそうである。

※この確率はJ-CASTテレビウォッチの独断と偏見によるものです。
文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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