下着ドロボーを捕まえてみれば、中学校のマジメな教師。
レポーターの阿部祐二が「加藤さん、防犯カメラです」と事件報告。「以前から下着ドロボーの被害に悩んでいた家族が防犯カメラを設置しました。そこには犯行の一部始終が映されていました」ワイドショー独特の語調といい回し。
3年前から洗濯ものの下着は「蒸発」する。そこで防犯カメラをセットして間もなく犯人が現れた。警察はそのビデオで犯人を特定、現行犯逮捕。
中学校では2年生の理科担当、女子バレー部の顧問とつとめるマジメな'教頭特選'の模範的な教師だった。
ここまでの番組はフツーの流れだったが、話題の切り口がビミョーに変化した。スマイル・トークになった。
被害者は合計で5、60枚のブラジャーが盗まれていま残っているのが2枚。お値段は?「1枚1万円ぐらいかな。返してもらっても1回使われたものだし」
それにしても「高価な5、60枚のブラジャー根こそぎ!」とは・・・盗んだ教師、盗まれた女性ともどもがんばりました。意地の張り合いのような。
文
初代不良家