「ホンモノの情熱を感じます」

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   『五体不満足』の乙武洋匡さんが「任期つき教員」として東京・杉並第四小に勤務する。

   番組は始業式を明日に迎える乙武さんをクローズアップした。出版活動、スポーツ・ライターとして活動していたのだが、長崎県で起きた園児誘拐殺人事件に接して「教育とは人間性」と痛感したのがきっかけという。

   「小学生のぼくに、車イスに乗るなと指導してくれた先生が教育とは人間性と教えてくれたんです。おかげでぼくは『五体不満足』以来、ずっとメッセージを伝えられた。こんどは自分が社会に還元する番だと・・・」

   教育実習では黒板に文字を書く。チョークを顔の表面とアゴと肩で支えて書く。この方法でやるしかない!といった、そんな顔は児童のこころに伝わる。休み時間は校庭で鬼ごっこの鬼になり追い回す。相撲をとる。実習のお別れ会では児童全員が号泣。

   「みんな違っていていいんだよ」を実感した涙だった。――実は毎日が死に物狂いだったそうだ。

   「乙武先生でよかったなと思われる先生になりたいですね」と屈託ない笑顔でいった。「だから、ぼくは学校に行く」

   ヤンキー先生・義家弘介は感服して「ホンモノの情熱を感じます。先生が教育にホンモノの情熱を持つことが重要なんです。それと体力勝負」・・・

   みんな違ってみんないい・・・教育現場で抱えるいじめ問題などに、乙武先生のような存在性は大きい。

文   初代不良家
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