「安全のイメージが音を立てて崩れた」

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   22歳の英国女性の遺体が浴槽に埋められて見つかった事件。日本での新生活に胸躍らせ、やっと慣れ始めた矢先に惨劇に巻き込まれた事件は、英国でも大きく報じられているようだ。

   女性の父親と恋人が来日し、記者会見した。その席で父親は「娘は、インターネットで日本のことをかなり調べ、安全な国だから大丈夫というので家族も同意した。殺されに来たのではなく、教えに来たのです」と、涙を流し訴えた。

   番組では、死体遺棄容疑で指名手配中の市橋達也(28)の「素顔」を追ったが、見えてきたのは東京・渋谷で1月に起きた兄による妹災害事件と似た部分だ。

   渋谷の妹殺害事件と同様、逃走中の市橋の実家は、岐阜羽島市で父親が病院勤務の外科医、母親が歯科医。さらに、中学、高校時代は成績優秀でスポーツ万能、ただ、大学医学部への進学を失敗し、千葉大園芸学部にという過程をたどっており、たぶん内面的に似たところがあるのかもしれない。

   大学時代には他人の財布を盗み逮捕された経歴もある。また、友人の話では「キレると怖い」性格だったという。ノンフィクションの作家の岩上安見は「なぜこんな事件を起こしたのか、飛躍があり過ぎてわからない。安全という日本のイメージがガラガラ音をたてて崩れたことは間違いない」とコメント。

文   モンブラン
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