「倒れた家はみな日本家屋ばかり」

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   能登半島を強い地震が直撃した。一昨年の新潟県中越地震で、母子3人が乗っていた車が土砂に埋まり、皆川雄太君が救出された県道がやっと開通したばかり。受難の北陸路!を追った。

   最も被害の大きかった輪島市門前町。リポータが驚いたのは地元の人が話す「こんな地震は生れて初めて」というタメ息。確かに、番組によると能登半島沖で前回起きた地震は1993年のM6.6、その前となると1993年のM6.0、さらにさかのぼると1896年のM5.7。

   そのためか、小倉智昭は「倒れた家はみな日本家屋ですね」。しかも、輪島は、高齢化率が40%という典型的な過疎地。亡くなられた人が1人だけだったのはこの過疎化が幸いしたといってよいのか。地震国・ニッポンを肝に銘じさせてくれた。

文   モンブラン
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