10歳~19歳は「タミフル」の服用は原則ダメ。新たな(隠していた)死亡事例を公表しながら、しかし<因果関係には否定的>という見解だ。
なぜ<否定>ではなく<否定的>なのか。あいまいなスタンスに、ゲストの医学博士の中原英臣はきっぱり。
「厚労省は国民のいのちを守るのが最大の仕事なのに、問題が多すぎます」
問題点とは(1)情報公開が遅い(2)国は把握しなければならない情報を明らかにしていない(3)本来は医療機関から上がってくるデータが、すべて製薬会社(中外製薬)を通して報告されるシステムになっている。
当然のようにスタジオは「おかしいよ」で一致。清水建宇は「厚労省は被害を小出しにして、ますますあいまいにしている。とても情報は信用できない」(清水建宇)
くすりに関する用語では「薬物」がある。乱用とか依存といったくすりのマイナス面、違法ドラッグなどに使われる用語だ。
タミフルによる異常行動=ドラッグによる幻覚症状・・・「薬物」ではないのかと考えても不思議ではない。
「タミフルを服用させるかどうか、お母さんたちの判断基準がない」と見城美枝子。インフルエンザのくすりは「薬物」か、そうではないのか、はっきりさせてほしい。
「プロ野球界は日本一場当たり的」
裏金問題でプロ野球界はすったもんだ。
昨日のプロ野球実行委員会の結果を受けて、スパモニはこの問題もテーマにした。
改善されなければ、選手会は何らかの行動を起こすという。アマチュア野球界はかんかんに激怒して、今度のドラフト会議をボイコット!の声もあるようだ。これは極論。選手はアマ・チームの支配する「モノ」ではない・・・
野球となればやくみつるの出番。「アマチュアや選手会がこれだけ突き上げると、場当たり的日本一の経営者たちも立ちはだかれないんじゃないか」
実行委員会はレッドカードの西武をのぞいた11球団が討議。スポーツ紙によると希望球団枠の撤廃を含むドラフト制度改正は<10票―1票>。1とは巨人。
どうしても自軍に有利な制度をゴリ押しして、最優秀の選手を陣容に加えて<優勝しなければならない宿命>を果たしたいのだ。
しかも・・・根来コミッショナー代行が巨人に同調しているという。こういう状況に二宮清純がいいきった。
「利権を温存したいという人がまだまだ一部にいるということ。意識改革、制度改革をしないとプロ野球の信頼は失うばかりです」巨人は断罪されている。
宮崎県のタウンミーティングの紹介映像には好感。決してやらせではなかった。国が行うそれとは違って発言者は「無料」だった。果樹園に出かけて若い農業従事者との直接対話。‘そのまんま節’は快調だった。マンゴーを齧りながら「そのまんまマンゴーブランドで出荷しようか」・・・いいにくい辛口発言も出た。「農協はサラ金化してるからね」